本日、役者そして、絵描きさんでもある古谷充子さんの
個展に遊びに行かせて頂いた。
古谷さんは、小りすちゃんのように、小さくて細い方。
でも、その肉体とは裏腹に、でっっっかい絵を書かれる。
正直な人なんだなって思う。
嘘がつけない人なんだと思う。
作品を観ていると、すかっとする。
そして少しだけ切なさを感じる。ここが不思議!
でもってあたしが感じる彼女の絵の魅力。
古谷さんは、自分の好きなことをお仕事としている
素敵な人。
今年は、幸せなことに、色々な方と出合った。
1人の方と出会ったら、またさらに2人と出会う!
そんな幸せが沢山あった。
様々な人と出会うことによって、芝居ではなく、
歌、楽器、絵、ダンス、映画、壺、写真・・・・・・・・。
沢山のものに出会った。
そして、それらを創っているひとたちは、妙な色気とたくましさ
、笑顔を持ってた。
若いっていいなと思う。
歳を重ねたら、もっといいんだろうな。
身を滅ぼして味を出す。
するめ。みたい。
今日は、古谷さんに久しぶりにあって元気もらっちゃった☆
先日、あたしの大好きな同じ年の素敵な素敵な女の
コンテンポラリ~ダンスを観にいった。
彼女の創作するものは、何としてでも観にいく。
本当に素敵なものだから。
彼女のダンスをはじめて観たのは、かれこれ5年前。
音楽なしのダンスだった。
呼吸で踊ってる感じで、観ていたら、だんだんあたしの呼吸が乱れてきて
ドキドキして
でもそのうち、彼女の動きと自分の呼吸が同じになって
とても居心地がよかった。
そんな彼女が、今回、言葉と共に踊っていた。
無地のワンピースにサングラス、
そう、ティファニーで朝食をのホリーみたい!!!
自分の細胞の一つずつの我がままと戦って、
一つずつの細胞を理解した肉体で創ったもの。
絶品だ。
そして「感謝」という言葉と舞っていた。
最近、ありがとう。とよくいわれる。
特に何もしていないのに。
腹が立ってしまう、
何か、ありがとうと言っている自分に酔っているんじゃぁないの?って。
彼女の踊りは、本能と、情熱と、理性と、希望と、さじ一杯の御洒落を
感じる。
そこから生まれた「ありがとう」は、涙がにじんだ。
あたしも、そーゆー人間でありたいと。
本当の気持ちを本当の時にだけ言いたいと。
そんな気持ちで挑んだ今日の稽古。
自分の細胞どころか、何をしているのかさえわからない。
はぁ~。
身軽にうごけないわっ!
今日は、色々な人と沢山はなした。
まずは、今年の6月に出演した「ユニットバス」の方々と会う。
ユニットバスは、コメロディ芝居。
・・・・・
とにかく面白い人たちばっかりで、笑いがとまらない。
「笑い」を信念に持つ主宰の阿部ひさしさんが、作・演出をしている。
早くも来年の話が出ているようだ。
そして、その足で多摩美術大学に、てるさんの作品を観に行く。
てるさんとは、今年の夏お友達の不思議なパーティーで出会った。
初めて会ったんだけど、すっごく話しやすくて、お酒片手に子供につい
てと、今回創作した作品のぷらんを熱い目で語ってくれた。
小さくて、白くて、ショートなんだけど、語りだすと、ガンガンきた。
話終わると、みゃぁ~っとなく、一匹の猫みたくなった。
だから、今回の作品、
何が何でも観よう!と決めていた。
ついつい、ユニットバス方達と長話をしてしまい駅構内を猛ダッシュする。
展示は、17時まで。
16時40分橋本着。
ここからバスで10分・・・・えっ!間に合わない?
自分の計画のなさに泣きそうになる。
とりあえずバスに乗る。
16時58分大きな大きな多摩美着。
どこに何があるか、全くわからない。
探し当てた時にはもう終わってるだろう。
と確信しながらバスを降りる。またもや泣きそうになる。
すると、緑のなぁ~んともいえない、自然のかおり。
もうそれだけでお腹いっぱい。
もういいよね。しかたない!あたしの馬鹿っ!と思いつつ。
こんな自然の中で創られた作品は、
ドンナニイキイキシテイルノダロウ・・・。
そう思った瞬間、全力疾走汗鼻水!!
こう見えたって~あたしゃ元陸部なんだからっ!
何時間でも、丘だろうが山だろうが多摩美だろうが、走るさっ!
無事、無事に!見れました。
斬新だった。あたしも、こんな自分の世界を表現したい。ものすごく刺激をうけた。
帰りにどっかのバンドの方達が野外ステージで歌っていた。
物凄い歓声と、ライトに照らされて、夢と希望と若さとこれからおとずれる
切なさを感じた。
あたしは、遠目からみてたんだけど、疲れと、眠気と、肌寒さで、
不覚にも涙をたらしてしまった。
でも、きっと、このバンドの人たちと、てるさんの作品のせいだと思う。
感動してしまった。
帰りは、月を横目に爆睡しながら帰った。
あたしの知り合いで70歳の方がいる。
物凄くお顔が小さくて、背筋がしゃんと伸びていて、そして何より肌がつるんとしていらっしゃるかただ。
そうそう!笑うと、オ~ドリ~が演じたマイ・フェア・レディ~のイライザにそっくり!!
先日その方に久々にお会いした。
暫くお会いしていなかったので何をされていたのか伺うと、
イライザ「海外いってたの。」
まずびっくり!
のっく 「何しにですかっっ!?」
イライザ「サァーフィンしによ。」
更にびっくり仰天!!!
のっく 「おいくつっ!!?」
イライザ「70よ」
もうね、本当にびっくりなんです。
しかも、去年波にのまれたらしいです。
もう、にどとやるかっ!と思ったはずが、また心がもぞもぞしてしまい、のってきたそうです。波に。
そんなイライザいわく、あたしの雰囲気が若いころのイライザにそっくりらしいです。
絶対違うとあたしは、思います。
そっくりなことといえば、歌舞伎揚げ煎餅がすきなことと、珈琲はブラックということと、激辛印度カリ~が大好きなことだと思います。
70歳のサーファー☆
本当に素敵です。